フィンランド料理と言って思い浮かべるものは何でしょうか?
東京でも北欧料理、スウェーデン料理は見かけることはあってもフィンランド料理に出会うことはなかなかありません。その理由はわかりませんが、フィンランド料理のいくつは家庭でも簡単に作れるからではないかと思います。
フィンランド料理の中でも観光客にも、フィンランド人にも人気の高いサーモンスープを紹介します。
クリームベースのスープなので魚の臭みが気にならず、お子様にもオススメのレシピです。サーモンが高くて手に入らない時は白身魚でも美味しく出来上がります。
サーモンスープレシピ
何かとフィンランドではスープを食べることが多いですが、脂ののったサーモンとクリームスープは相性が抜群です。
カレーのようにニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ(ネギ)などの根菜を入れれば野菜もたっぷり取れるので野菜嫌いお子様にも食べやすいのではないでしょうか?
青みにブロッコリーやアスパラなどを入れてもいいですが、綺麗なクリーム色が消えてしまうので茹でた後に食べる量だけトッピングするのがいいでしょう。
フィンランドで一般的な青みは最後に入れる生のディルです。このハーブも魚の臭みを取り、クリームの脂っこさを取ってくれるのでオススメです。日本で言うと青ネギのようなものでしょうか?サーモンスープには青ネギは合わないのでトッピングしないでくださいね!

フィンランドのサーモンスープ
Ingredients
- 2 個 ジャガイモ
- 1 本 人参
- 1/2 本 ねぎ
- 400 g サーモン
- 6 dL 水
- 200 dL 生クリーム
- 1 個 コンソメ
- 少々 ディル
Instructions
- ネギは小口切りに、ジャガイモとニンジンは皮をむいて一口大の大きさに切る。サーモンもサイコロ状に切っておく。鍋に水と野菜、コンソメを入れ、中火でが通るまで煮込む。グツグツしてきたら火は弱火に。
- サーモンを入れ、弱火で5分ほど煮た後、生クリームを入れ3分ほど。
- 食べる時に刻んだディル、もしくは乾燥を上に散らしたら完成。
え?こんなに楽チン、簡単レシピでいいの?という感じですが、味は抜群です。
サーモンスープを美味しくするためのひと工夫(日本編)
フィンランドのレシピではセルリアックやパースニップ、西洋カブも入れるので、かなりボリューミーになります。日本での根菜でギュッと詰まったものがあまり思いつきませんが、ギュッと詰まっていてもレンコン、ゴボウは合わないかなぁ。。。
玉ねぎで作るレシピもありますが、個人的にはネギの方が甘みが抑えられて好きです。こちらは好みです。
コンソメは野菜コンソメと魚のコンソメを混ぜたものを使いますが、日本ではチキンコンソメか、ほんだしでもいいです。ほんだしの場合は、半分はチキンコンソメにするとあまり魚臭くないのでいいでしょう。
生クリームではちょっと脂っぽすぎる、カロリーを控えたい!という方は牛乳に変えて、バターを20gほど加えるとコクが出ます。
こちらのレシピは間違いのない美味しいレシピですので、是非お試しください。
以前、葉山のカフェでも提供させていただき、好評でした。


本日はフィンランドの美味しいサーモンスープを紹介しました。
最後までお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。
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