gyros, restaurant, meal-674425.jpg

ギュロス Gyros

ギリシャ料理旅行記第二弾です。今回で終えることができるでしょうか?

今回はこの旅ではまったギュロス、という食べ物など紹介させていただきます。

ギュロスとは

日本ではギロピタという名前で呼ばれています。

ケバブサンドをイメージすると、同じようなものです。

が、トルコはケバブ、ギリシャはギュロス、と別のものと認識されています。

しかしながら原理は一緒。

豚や鳥の薄切りを棒に突き刺し、その棒をくるくると回しながら炙り、そこから肉を削ぎ落としたものをギュロス、と呼びます。

Image by Mariya 🌸🌺🌼 from Pixabay

こちらはケバブの写真ですが、こんな感じです。

gyros, greek food, meal-625345.jpg

つまり、ギュロスという料理は肉の薄切りに付け合わせがついたものというわけですね!

私たちがハマって食べていたのはギュロスサンド、日本語のギロピタ、というわけです。

前回のブログでも紹介したスペース・バーで3日目に食べたのが、ギュロスとの出会い。

ギュロスの味

豚肉か、鶏肉かの選択肢があります。

そして中にはトマト、生タマネギ、ガーリックヨーグルトソースになんとフライドポテト!

フライドポテトは衝撃でした(笑)

トマトとタマネギの甘み、肉の塩味、そしてガーリックヨーグルトですっきり爽やか、の組み合わせがジャストマッチでした。

そしてピタパンのしっとり、美味しいこと!一口食べて惚れました。

この旅行中3回は食べたでしょうか?

海で泳いだ後の、塩味を欲している体にまたよく合います。

フライドポテトはなくてもいいかなぁ、とも思いますが、別にケチャップ・マヨネーズを付けてくれるので、食べにくければディップしてもよし。

欲を言えば、フライドポテトにもうちょい塩かなぁ。息子は塩をがっつり振って食べていました(笑)

そして、ピタパンで包むので、かなりのボリューム。

そしてお手頃価格

それでも3,5ユーロという破格の安さです。

日本円では500円弱なのであまり感動は伝わらないかもしれませんが。

フィンランドで同じ値段を払ったとしてもパサパサのパンに挟まったツナサンドか、ハムチーズサンドしか買えないので、そこから考えると味とお腹の満足度が全然違います。

それも帰るときに空港でもう一度食べたくて頼んでびっくり、そこでは13ユーロで売られていました。2000円近くです。

味もスペース・バーの方が確実に上でした。

良心的な値段設定にも頭が下がります。

ロドス島に来た際には、もしくはギリシャ旅行の際にはギュロス、ピタギロをお試しあれ!

ギュロスのお供

もちろんビールでしょう。

ギリシャビールと言えばミソスMythos、アルファビール、フィックスビールが有名です。

Image by Dani Joh from Pixabay

どれも暑い気候に合う美味しいビールです。

今回の旅行でもフィックスビール以外は飲みました。

というのも、これらを超えるビールに出会ってしまったからです。

その名もZythos。日本語ではジトス、ジュトスと読むのでしょうか。

Zythosビールについて

ロドス島のビールです。

評価を見るとあまり、高くはないのですが暑い中で飲むには最適のビールです。

他のビールに比べるとさらに軽め、個人的にはオリオンビールのような爽やかなのどごし、そして後味スッキリです。

こちらも行きつけのスペースバーで教えてもらい、それからはスーパーでも缶ビールを買って飲みました。

こんなにもハマったビールなのに写真がないという失態。
カクテルの下に敷いてあるコースターがビールのデザインです。。。

金色の缶にこれらのギリシャ神話の絵が描いてあるのですが。。。

それも1,35ユーロという安さ。190円くらい?

お店では300ミリのちっちゃいサイズもあり、食事とともにはちょうどいいサイズでした。

もっと多く飲みたいときは500ミリのジョッキもあります。

大小サイズで500円前後というところでしょうか。

このビールに関しては、ジョッキを冷凍庫に入れてキンキンに冷やしてくれているので喉越しも良く、さらに美味しく感じます。

ギロスとビールを飲んでも7ユーロちょいという、かなりお財布に優しいランチ価格です。

こちらは残念ながらアマゾンでも取り扱いがないようで。

気になった方は是非ロドス島まで足を運んでみてください。(笑)

Zythosには2,5リットルの巨大サイズもあります。

巨大サイズは、写真のような靴ジョッキで提供されます。

他のところでもよく見かけたので、ロドス島の名物なのかもしれません。

スペース・バー

今回の旅行での一番のハマりものはこちらのレストランだったのではないでしょうか。

オーナー?のジョージ Giorgosさんがとても気さくな方で、いつもニコニコ、通りかかれば手を振ってくれ、冗談交じりにいつも私たちを楽しませてくれました。

色々な評価でも、スタッフがいいというコメントが多かったので、人柄なのだと思われます。

アイスを頼むと、花火付き、とパフォーマンス性も高いです(笑)

花火はカクテルにも付いていました。

母国語でない旅で、ここまで私たちの心をつかんだ方はいなかったと思われます。

ギリシャのレストランはフレンドリーなところが多くありますが、リピートしたい!また来年も会いたい!と思わせてくれたレストランは、ここくらいでした。

このブログで気になった方は是非、足を運んでみてください(笑)。

いつもジョージさんが笑顔で迎えてくれること、間違いなしです。

もうひとつの出会い

今回の旅では、もうひとり素敵なギリシャの方に会いました。

というのも、5日目の朝に起きた時に息子の髪が大爆発!

これは髪を切りに行かねば1と思い、通りがかり気になっていた理髪屋さんへ行ってみることに。

そこは見るからに男性が行く、日本では赤と青のくるくるが回っているような理髪店。

というのも、息子は日本人の髪なので、ボリューミーでギリシャ人の美容師さんも切りやすいかと思ったからです。

ギリシャの理髪店

お店の名前はDoukissisという名前。

ロドスタウン にあります。

写真を見れば赤青のくるくる、ついてます。万国共通なのですね!

入ってみて、なんとも素敵なレトロな雰囲気。

そこで出会った美容師さんが素敵な方でした。

私たちの希望に合わせて、彼の意見を取り入れ、必ず、ママの意見が大事だから!と私がウンというまでは、髪を切ろうとしませんでした(笑)。

その後は私たちは外にあるベンチにペットボトルとともに追い払われ、待つことほぼ10分。

横と後ろは刈り上げ、頭頂部が残っているアラブ系の髪型になりました。

もうちょっと横髪は残っていますが、こんな感じかなぁ。

もみあげ、うなじ、前髪パッツンですが、それはそれでうちの息子に似合っていました。

フィンランドでは、息子は髪の量が多くて敬遠されるのですが、こちらの方は慣れているようで、ちょちょっと切ってくれました。

お値段は?

散髪後、シャンプー、マッサージ込みで、ものの20分、25ユーロでやってくれました。

見ていた旦那もやってもらいたくなったようで、スッキリ切ってもらっていました。

こちらは髪の量が少ないので20ユーロですみました(笑)。

ふたり合わせて45ユーロ、6000円ちょっとという格安。

フィランドではふたり合わせて70ユーロと言っていたので、かなり安いですね。

こんな遊び心のあるヘアスタイルも(笑)。

外にはベンチがあり、連れの人たち、待っている人たち、謎の人もたまに座っています。

謎の人の正体は?

こちらの街はきっと皆、友達なのでしょう。美容師さんとおしゃべりするために座っているのです。

髪を切りながらも、ちょっと1分待って!とおしゃべりに出て行くことが、数回ありました。

カットの後はランチ

大満足でホテル路につき、いつものスペース・バーでギュロスを食べていた時に、ヘアカットに行ったことを伝えたところ。

場所を教えると、ジョージさんも行っている理髪屋さんのようで。

お父さんと息子さん、どっちに切ってもらったのか、と聞かれました。

おー!親子経営のお店だったのですね。

写真から想像するにお父さんに切ってもらったようです。

右がお父さん、左が息子さんと思われます。

どちらも立派なおヒゲですね。

そう、ギリシャは立派なヒゲ持ちさんが多いので、理髪店、髭剃りも大事なお仕事のようです。

翌日通りがかった時には、お父さんは自分のヒゲの手入れをしていました。

こちらも、また行きたい、出会いたい、もうひとりの人です。

今回も長くなってしまったので、この辺で。

ギュロスを紹介するつもりが、ギリシャで出会った素敵な人々話にまでなってしまいました。

残りの料理ブログはまた次回に。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

1つ星2つ星3つ星4つ星5つ星 (まだ評価がありません)
読み込み中...

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 北欧ライフスタイルへ
にほんブログ村

コメントを残す