さて、いよいよお楽しみのご飯ネタ、ギリシャ料理について今回は紹介させていただきます。
その前に、今回の滞在先を。
ホテルの紹介
今回滞在したのはロドスタウン 中心地にあるアカンディア・ホテル。
エッリ・ビーチからも300メートル、オールドタウンまでも1,5キロしか離れていない便利なところです。
周りには多くのギリシャ料理レストランもあります。
海沿いのホテルに比べると多少の喧騒からは離れています。
しかしながら、ロドスタウン 自体、夜も眠らない街なので、窓を開ければ12時をすぎても自動車の音や、楽しげな人の声が耳に入ってきます。
夜中の3時に目が覚めた時も、廊下から声がしたので、ナイトライフは長く長く続くのでしょう。
ロドスタウン にはカジノ(カジノもこのホテルから300メートルほど)もあるので、そこで時間を過ごした後、さらにバーへホッピング、なんていう人も多いのかもしれません。
ホテル自体は近代的な落ち着いた雰囲気。
コロナ対策も万全でかなり綺麗でした。
ロビー、レセプションはこんな感じ。
色々トラブルもありましたが、スタッフの方も丁寧に対応してくれました。
そしてお部屋。落ち着いた雰囲気で良かったです。シーツとタオルはエコのため、2日に一回の交換。
そしてプール。こちらは着いた当日のみ泳ぎました。
18時までオープンしていて、プールバーで飲み物や軽食を買うこともできます。
こちらはバー。バーには行きませんでしたが、朝食を食べるスペースもこちら。
ホテルでの朝食



何よりもまず!
ギリシャのトマトの美味しさに一番感動しました。
フルーツもどれを食べても甘くて美味しい。
そしてパンの種類の多いこと。レーズンデニッシュ、アップルデニッシュ、チョコデニッシュにパウンドケーキもパンのところに、そして定番クロワッサンやトーストも。
そして写真にあるようなハチミツも。プーさんを思い出しますね!
写真には撮りませんでしたが、スウィーツもパンケーキにパイが2種類、そしてバクラバ、などなどとにかく種類が豊富でした。
1週間いても飽きませんでしたが、次に来るときはアパートホテルを借りて、朝ごはんは自分たちで好きなものを食べたいとも思いました。
というのも、朝からご飯をモリモリ食べ、昼も夜もギリシャ料理を食べたい脅迫観念に追われ、常に満腹の状態。
スウィーツの入る隙間もなかったほど。
今回は美味しいものもある程度わかったので、やみくもにトライするのではなく、お気に入りのギリシャ料理をを少量ずつ、賢く食べるのが目標です。
ホテルで驚き
そして、今回のホテル、アカンディア、行く前日にわかったこと。
部屋が2つ予約されている!
チェックインの時に聞いてみると、このホテルは全てが2人部屋仕様に作られているので、子供用ベッドも置けないとのこと。
フィンランドにいる時は大人2人で子供1人はひと部屋で予約できるので、ふた部屋になるとは予想もしていなかったのです。
つまり、部屋も倍料金で請求されていました。
値段設定を見ても、かなりいいホテルだったのでかなりの金額、20万ほどになるかと、がホテルに費やされていました。。。
ホテル自体はとてもいいホテルだったので満足ですが、次に来る時は4人で来るか、アパートホテルがいいかなぁ。
本題、ギリシャ料理へ
覚書として、日記形式に日を追って書いていきます。
1日目、着いてすぐに向ったのはエッリ・ビーチ目の前のギリシャ料理レストラン。
Ibiscusというホテルがやっている海の家形式レストランのようです。
暑かったので息子はグダグダ、初のギリシャでのレストランということで私も緊張。
そこで注文したのは、チキンのスブラキとエビのサガラキ。
どちらも日本語のような名前です。
スブラキ

こちらがスブラキ。
そう、焼き鳥です。
鶏肉だけでなく、豚肉、牛肉、ラム肉を串にさして焼いたもの全般をスブラキと言います。
こういう料理は世界どこでも共通なのですね。
味付けはあまり濃くなく、一緒にピタパン、トマト、タマネギを添えて食べます。
肉がパサパサしていて、あまり味がないので、私は焼き鳥の方が好きかなぁ。
少し脂ののっている豚肉は美味しかったです。
サガナキ

Michal Osmenda from Brussels, Belgium, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons/
こちらがエビのサガナキ。
サガナキという料理を調べてみると。
もともとチーズを油で焼いた料理、と出てきます。
By Tammy Green from Chicago, USA – Saganaki/, CC BY-SA 2.0, Linkki
チーズはロドス島ではおそらく、フェタチーズを使っていましたが、その他にも色々なギリシャチーズやハロミチーズを使うところもあるそう。
サガナキなるものは一人前のフライパンで調理したもの一般をこの名前で呼ぶようで。スペインのアヒージョサイズのお皿で出てきます。
私はエビ好きだったので、とりあえずエビで注文してみたら、正解!
なんともハーブの効いたトマトソースの中に小エビ、そしてちぎったフェタチーズが入っていました。(写真のものとは少し違います)
トマトの甘みが存分に生かされたフレッシュなトマトソース。ハーブはクミンとハーブの味がさらに爽やかな味を引き立てていました。
そしてドリンクは。
レッチーナワイン
こちら、ギリシャ発の松脂ワイン。
松脂ワインと聞くとどうも美味しそうではありませんが、どうも歴史のあるワインのようで。
かつては、保存性を良くさせるためにワインボトルの口の部分を松脂で密封していたとか。
その味がワインに移って、松脂味のワインができたそうです。
現在はそんなことをしなくてもいいのですが、それがいつの間にかレッチーナワインの売りとなったわけです。
気になるお味は、かなりクセが強く、ひと口で十分。
薬用ワインを飲んでいるようでした。
お値段が安いので500ミリ頼みましたが、ほぼ旦那一人で飲むことに(苦笑)。

この謎のワインが飲みたくなった方はアマゾンから購入することができます。
ギリシャ豆知識
ロドス島では水が有料。
頼まないと出てきません。
500ミリのボトルでも150円くらいなので安いので注文した方が無難。もし、手持ちのペットボトルを持ち込んだとしても特に注意はされません。
ロドス島は水道水は飲めますが、少し塩分が混ざっているので、ペットボトルを買うことをすすめられました。
1リットルのボトル6本で100円もしないので買うのが正解。
ギリシャ、物価も安いです。
あまりエコの考えがないのか、フィンランドのように空き缶や空きボトルを回収してお金を集めることもしていないません。
まだスーパーやお土産やさんに行っても過剰包装、ビニール袋をくれます。
そのわりには、路上にはゴミが落ちておらず、綺麗な街でした。

レストランに行っても、公共のトイレに行っても、ホテルに行っても綺麗にお掃除をしている人がいて、むしろフィンランドよりも綺麗だと感じました。
コロナの影響、というのもあるのかもしれませんが、その後も徹底して掃除をしてくれていたり、ヒマができれば掃除をしているスタッフの方を見るのは気持ちがいいものでした。
それも海から上がって水着で入るお客さんも多い中、掃除や消毒をしっかりしてくれているのは、安心感や信頼感もアップですよね。
気になるチップは
レストランでは、トータルの10パーセントとなります。
カード、現金、どちらも使えますが、カードで支払うとチップが払えない、という難点もあります。
サービスの良かったレストランにはチップをお支払いしたいですよね!
そんな時には机の上に現金を残すのもありです。
現金で支払ってもお釣りはしっかり返ってくるので、チップは机の上に残しておきました。
3日目に訪れたスペース・バーは我が家のお気に入りとなり、1週間の滞在のうち、5回は訪れました(笑)。
まずはホテルから近かったことがきっかけで入りました。
リピートのきっかけは、スタッフが素晴らしかったこと、美味しいご飯が他よりも安く食べられたことも理由の1つです。
そちらにはいくらチップを置いても足りないくらいだったと思います。
そこでハマったのが。。。
ギュロスです。
ギュロスとはなんぞや?
気になるところかとは思いますが。
今回もまた長くなってしまったので、続きのギリシャ料理はまた次のブログで。
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。