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ヴァージン・リバー

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ヴァージン・リバー

今回は久々に、読んでいる小説について紹介させていただきます。

今年の4月から読み始めたブリジャートン・シリーズは、やめるかやめないか迷いながらも、9冊読み切りました。

その後、評価の高かったNetflixでも2シーズン見たということで、まぁまぁ楽しみました。

Netflixでは3作目の撮影が始まったようです。

9冊読み切った時点で、ある程度ハマったということはお分かりかと思います。

軽く楽しめる恋愛小説としてはオススメです。

なんだかんだで、若者の恋愛にドキドキしたりもしました。

そして次に読み始めたのもNetflixがらみです。

その名も、タイトルにある通りの『ヴァージン・リバー

小説『ヴァージン・リバー』

残念ながら、Netflixはまだ見ておりません。

小説としても7冊出ているので、そちらをまず先に読んでからでしょうか。

Netflixを見ると、すでにシーズン4まで出ているようなので、本を先に読まないとストーリーがわかってしまいそうなので、まずは7冊読み終えるのが先ですね。

1冊目を読み終え、ロドス島のブログに書いたように、塩野七生さんの『ロードス島攻防記』を読もうと思ったのですが、フィンランドからではKindle購入できないことが判明。

ということで、『ヴァージン・リバー』の2作目を読み始めたところ。

面白くて一気に半分読んでしまいました。

アマゾンで日本語版も購入できるようなので、このブログで気になった方はポチッとお試し読みしてみてください。

少し、心にぽっかり穴があいて、疲れている時に読むのにオススメです。

つまり、癒されるお話。

そしてラブ・ストーリーが絡んできます。

気になるあらすじは、こちら。

『ヴァージン・リバー』あらすじ

本の主人公は、ロサンゼルスの救命救急センター看護士として働いていた、メリンダ(メル)。

心に深い傷を負った彼女は、誰も知らない地で新しい人生を始めようとします。

そこで見つけた求人は。

ヴァージン・リバーでの町医者の助手。

求人情報の写真には美しい自然。

メルは自分の心の傷を癒すべく、ヴァージン・リバーに向かいます。

しかし、雨の夜に辿り着いた彼女を待ち受けていたのは、想像していたものとは違うことばかり。

住む予定の家はおんぼろ、掃除もしておらず、生活できる状態の場所ではありません。

食料を仕入れるために町に繰り出しますが、唯一のスーパーはすでに閉店しており、一軒のバーが開いているのみ。

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ヴァージン・リバー  バー

バーで出会った、おじいちゃんの町医者には助手など必要ないと言われ。

自分の思い描いていた生活とあまりに違うことに大きなショックを受け、すぐに町を去ることを決めます。

しかし、彼女を引き止めるようにバーのオーナー、ジャックと話をするうちに。。。

果たしてメルはヴァージン・リバーで心の再生することができるのでしょうか?

美しい自然と、心温かい人々に囲まれた中で生活するうち、メルは大切なものが何なのか、気づき始めます。

彼女の選ぶ人生とは?

こんな感じのライトな小説です。

著者、ロビン・カーについて

アメリカのロマンス小説作家さんで、これまで50以上の作品を出版しています。

看護師として大学へ通っていましたが、旦那さんの仕事の都合(アメリカ空軍)で、転勤ばかり。

結局、看護師としての仕事にはつきませんでした。

子供を授かった後は、看護師としてではなく、作家としてのスタートを切ることになったのです。

歴史ロマンスを始め、サスペンスなど、色々なジャンルを書いていたようですが、現代の女性の恋愛ものに焦点を当てたこちらの『ヴァージン・リバー』で成功をおさめ、ニューヨーク・タイムスのベストセラーになったというわけです。

『ヴァージン・リバー 』シリーズについて

1冊目が出たのが2008年。

そして、ウィキペディアによるとなんと!

22冊も出ていました。

これもハマったら、iBookで買うことになるのでしょうか。。。

早くフィンランド語訳が出ることを望みます。

残念ながら日本語訳は2冊目までしか出ていないようです。

1冊目で完結するメルの話を読んで、このシリーズはどう続いていくのかと思いましたが。

2冊目は、ヴァージン・リバーのバーのコックさんが主人公の話です。

どうも、ヴァージン・リバーに心の傷を癒しに来る人たちの話でシリーズになっているようです。

3冊目以降の話が気になる方は、Netflixをご覧下さい。

2019年からスタートしたシリーズも5作目を撮影しているということで、人気のある作品ですね。

1作目のトレイラーはこちらです。

右がメル、左がジャック。

ということで、予想がつくかとも思いますが。

2人の恋愛模様もどうなるか気になるところですね。

ジャックも、コックのサールナヤもバカがつくほどのお人好しで、素敵です。

個人的にはジャックの俳優さんの顔も好きですねぇ。

ヴァージン・リバーの住人も素敵な人ばかりです。

大都会から逃れるように田舎町へ引っ越してきたメルですが、田舎では田舎の問題が待ち受けており。

田舎で繰り広げられる退屈な話かと思えば、節々で大きな事件が起き、最後まで読者の心を掴んでくれる作品になっています。

ヴァージン・リバーという場所

1人の人間が人生をやり直したいと思わせるような自然に囲まれた場所。

皆さんも、出会ってみたいと思いませんか?

調べてみたところ、残念ながら、このヴァージン・リバーという場所は架空の場所。

撮影をしているのはカナダだそうです。

美しい景色ですね。

本の中に出てくる描写もとても美しく、想像力がむくむくと湧いてきます。

その中でも、ジャックとメルが釣りに行くシーン。

『リバー・ランズ・スルー・イット』を思い出させる、美しいシーンです。

川のせせらぎが聞こえてきそうです。

こんなところだったら、人生やり直せる、そう思わせてくれる場所ですね。

と言っても、フィンランドもそんな場所じゃないか!

と突っ込まれそうですが。

確かに自然に囲まれてかぶる部分も多いです。

自分も人生やり直しに、フィンランドに来たのかもしれませんね(笑)。

作風はだいぶ違いますが、『かもめ食堂』だったり、『めがね』だったりと被ります。

人が心の癒しを求めるのはやはり自然なのでしょうか。

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ヴァージン・リバー

自然に囲まれた生活

フィンランドで生活して10年以上。

窓からは木々が見え、枝の間をリスが走り回る光景を見ながらブログを書く、そんな日々を過ごしています。

冬になるとただの真っ暗な日々ですが、まだ冬のことは考えずに。。。

子供の声と静寂には慣れていますが、車の音などは聞こえません。

ロドス島に旅行にした時、窓を開けて寝ようとした時に、人の声と、車の騒音に悩まされました。

そういう時に、静寂と平穏のありがたさを肌で感じます。

都会っ子だと思って育ってきましたが、最近は帰国した時にホッとしている自分に気付きます。

自然にはやはり、癒しの力があるのでしょう。

以前から、旅行も自然が多いところが好きでした。

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ヴァージン・リバー

フィンランドに来たのも偶然ではなくて、来るべきところに落ち着いた、という感じなのかもしれません。

贅沢を言えば、湖、川や山があれば完璧なのですが。

なので、ヴァージン・リバーの美しい世界観には惹かれます。

最後に

自分の好きな小説を見てみると、いつも癒しを求めたり、自己探求の話が好きなことに気付きます。

コメントでもいただいたように、本を選ぶ時に、いつも本の妖精が、欲している小説を選んでくれているのかもしれません。

このブログを読んで、美しい景色に癒されたくなった方は、小説『ヴァージン・リバー 』の旅へ。

もしくはNetflixでも。

美しい自然と温かい人々に、心がほっこり癒されるかと思います。

ヴァージン・リバー の旅の中、思わず微笑んでいる自分に気付くのではないでしょうか?

本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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