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お“忍”レストラン in ヘルシンキ

金曜日の夜、久しぶりに友人とともにヘルシンキへ。

以前から気になっていた日本食レストラン、その名も。

忍 SHINOBI

昨年より、気になるレストランではあったのですが、ついに行くことができました。

こちらのレストランは、なのか、レストランも、なのかわかりませんが、日本人経営のレストランではありません。

それでも最近では話題のレストランのようで、予約をしようにもいっぱいで取れなかった、という。。。

こちらのレストラン、食堂、と居酒屋、ふたつのパートに分かれています。

今回は居酒屋で予約が取れたので、試してみることに。

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場所はAlbertinkatu 38というヘルシンキの駅から歩いて10分程度。

ヘルシンキの中心部に位置しています。

バス停を降り、レストランを探すと昭和の匂いのするネオンと、赤ちょうちんが目に入ります。

レストランに入ってみると

スペースがかなり広く、初めは食堂の方に行ってしまいましたが、バーカウンターを境に食堂と居酒屋が繋がっていて、どうにか居酒屋に辿り着きました。

外装と同様、中も昭和感漂う、昔ながらのポスターと赤ちょうちんが所狭しと並んでいます。

外国っぽい居酒屋ではありますが、今までのヘルシンキのおしゃれ日本食レストランとは一味違う感じ。

中も暖色系の暗めの照明に赤ちょうちん、テーブルもちゃぶ台を意識したかのような茶色い丸いテーブル、全体的に薄暗い居酒屋を意識したような感じです。

中に入ると昔ながらの居酒屋にタイムトリップしたような雰囲気になります。

かといって汚い感じは全くなく、居心地の良い落ち着いた空間になっています。

天井からぶら下がっているグラスは外国風ですが、そこには目をつむって。

今回は食堂には行かなかったので、内装も少し違うかもしれませんね。

居酒屋メニュー in 忍 SHINOBI

メニューも居酒屋と食堂で違っており、シェフも別々。

食堂には日本人のシェフさんがいるとのことなので、次の給料が出たときにはぜひ行ってみたいです。

というのも、ドリンク、フードともにかなりお高めメニュー。

せっかくなので、キリンビールを楽しましたが、250mlで5.9ユーロ、800円ちょいですね。

日本では居酒屋メニューでおなじみのお刺身だったり、唐揚げだったりが軽く1500円以上。

気軽に何品も頼めるものではないので、今回はメインのみ。

自身はスパイシーチキン丼なるものを頼み、友人は豆腐丼、それに野菜スティック 味噌添え、を頼みました。

メインは20ユーロ前後なので、2500円程度でしょうか。

メインには他にカツ(豆腐)カレー、とんかつ、角煮キムチなどがあります。

ベジタリアン用にフィンランドでは豆腐と肉として提供するところが多いです。

日本ではあまりお目にかからない角煮キムチですが、こちらでは他のレストランでも食べたことがあります。

そこでは角煮に片栗粉をまぶして揚げており、上にコリアンダーが添えられていて、甘さとスパイシーさがよく調和して好きなメニューのひとつです。

気になる忍 SHINOBI 味

あまりにお腹が空いていて写真も撮りませんでしたが、こちらがスパイシーチキン。

フィンランドでは韓国フライドチキンが流行っており、コチュジャンのピリッと感と甘いソースが絶妙です。

こちらにダイコンのちょっと甘め漬け物が2種、添えられており、ご飯は程よい酢飯。

トータル的にヘルシンキの和食レストランとしては珍しく、絶妙かつ繊細な味わい。

野菜スティックにつけられている味噌も、外人シェフではなかなか作れなそうな甘さと旨みがうまく組み合わさっていました。

友人の豆腐丼は厚揚げ風の豆腐に、同じダイコンの漬け物と、シイタケの煮物が入っていました。

豆腐と唐揚げを一個ずつ分け合って、味の違いを楽しみました。

味のレベルが高かったので、ウェイターさんに聞いてみたところ、居酒屋で働いているシェフふたりは日本と韓国で10年以上修行した味がわかる方とのこと。

そして、そこで仕入れた食堂での日本人シェフさん情報。

忍 SHINOBI食堂

おまけに食堂では焼き鳥が食べられるという嬉しい情報も。

それもちゃんと炭火で焼いているというこだわりの一品。

日本人的にはこれも居酒屋メニューじゃないか、とも思いますが、そこは置いておいて。

そしてお値段も大体が焼き鳥2本で9ユーロ程度、1200円以上!

そしてなぜかパイナップルがあります。

パイナップルペンとメニューに書いてあった気がするので、大ヒットした“あれ”にかけているのでしょう。

次の給料日にはぜひ食堂に行ってみたいです。

忍 SHINOBIレストランはフィンランドの街の一角で東京を、日本の居酒屋文化を味わえる数少ないレストランのひとつです。

中に入った瞬間、なんとも言えない懐かしい日本の飲み屋さんの中に入ったような錯覚さえ感じました。

中に入ってしまうと、バリバリ外国風ですが、そこは気にせず。。。

ヘルシンキで居酒屋、日本のソウルフードを味わってみたい方は是非!

本日はヘルシンキにある日本食レストラン、忍、を紹介させていただきました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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