フィンランドの花粉は
日本では3月くらいからスギ花粉の時期になりますが、こちらにも花粉症あります。何の花粉かというと。。。
白樺です!

日本の都会ではあまりお目にかからないと思いますが、自然の多いところでは目にするかと思われる白樺。白い幹と緑の葉っぱがとっても綺麗ですよね。この木が緑になるとフィンランドにも夏が来た!という感じで気分もルンルンです。
ルンルンでした。花粉症が始まる前は。
白樺アレルギー
花粉症が始まってからは、というと。白樺の木から緑色の芽が出てくると、いつ花粉が飛び出すのか気が気ではありません。


花粉症が発症したのはフィンランドに来てから3年目くらいから。日本ではスギの花粉症も無かったので、まさか自分が花粉症になるとは思ってもおらず。最初の年は鼻水で鼻が詰まるような感じがしたので、鼻づまり薬を使用していましたが、1週間くらい薬を使っても改善されず、むしろ効かなくなって鼻づまりがひどくなりました。鼻づまりの薬は鼻粘膜の毛細血管を収縮して充血を取り、鼻の通りを良くするのですが、長くても2週間、それ以上使うと効果がなくなるので注意を。
その年はだましだまし乗り切ったのですが、次の年からとにかくこの時期になると鼻水、くしゃみ。目がかゆい!アレルギー症状です。フィンランドに住んで3年くらいすると花粉症を発症する人がいると聞いていたのでとりあえずお医者さんに行ってみました。
診断結果は予想どおり
お医者さんに普通に、花粉症でしょう、と言われ、アレルギー薬とステロイドの点鼻を出してもらいました。点鼻を使うようになってからは鼻づまりも全くなくなりました。目が痒くなったら薬局でも薬買えるからね!といわれたくらいの軽症からスタートしましたが。


ところがどっこい。年を追うごとにアレルギー症状がひどくなりました。ひどくなった当初は対策を練っていなかったので微熱が出たり、目が痒くて化粧ができずにノーメイクでズルズルしながら行ったり、とてもひどかったです。
でも、3年目くらいからは前もってくしゃみが出るようになったら早めにアレルギー薬。点鼻、目薬も買っておきます。それでも4年前にさらに悪化。咳が出て寝られなくなりました。まさか花粉症のせいとは思ってなかったのですが、お医者さんに花粉症の一つの症状と言われました。その年は本当にひどくてステロイドの吸入もしました。患者さんに服薬指導したことはあっても実際に使うのは初めてでした。でも、使い始めて2日後にはすっかり咳も収まりました。
2022年の花粉は
前もってチェックしていると、急にひどくなる気がするのでしません。でも、毎日白樺の様子を見て、今日来るのか、はたまた来ないのか、と様子を探っています。ヴァップの前からまた気温が落ちたので、ちょっと芽を出した白樺さんもまた春眠に戻ってくれたようでまだ花粉の爆発はきていません。


それでも一応、明日の花粉チェック。今日から大量に放出されるそう。ビジュアルに弱いので、それだけで鼻水が出て来る気がします。
これからの時期は暖かくなって、外で過ごすのがとっても気持ちいい時期。これで花粉症さえなければ、と思いますがこればっかりはどうしようもない。とりあえず外からの花粉を少しでも減らそうとダイソンの空気清浄機を買ってみました。効果のほどはいかに。
一応今日は薬なしで乗り切りました。やっぱり家の中に持ち込んで来る花粉も多いのかもしれません。今後どうなるかはまたご報告します。本日もお付き合いいただきありがとうございました。次のブログでは、このフィンランド人とは切っても切れない白樺についてご紹介します!
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