8月25日、海外在住の日本人にはありがたいニュースが飛び込んできました。
どんなありがたいニュースかというと!
目次
コロナテスト陰性証明が不要に!

前提として、有効なワクチン接種証明書があることに限りますが、今まで必要だった出国前72時間以内の検査、陰性証明が必要でなくなります。
なんとありがたい!
こちらは2022年9月7日午前0時より有効です(日本時間)。
何が、そんなにありがたいかというと。
というのも、日本の陰性証明は記載事項が多く、ヘルシンキではヤトカサーリにある検査所でした出してもらえないという話でした。こちらは自分自身では調べてはないので、100パーセント定かではありません。
そして出国前72時間以内、検査結果が出るまでは半日かかる、ということで出国前日までには検査を受けておかないといけません。
そして、一人約100ユーロ、我が家は3人分なのでそれだけでざっと300ユーロ、4万円以上です。
ただでさえ現在はロシア上空を飛べないので、飛行時間も長い上に、飛行機代も高い!
日本へのチケットは割高

6月に緊急帰国した時は飛行機チケットだけで30万近くの出費でした。
その時は1万も5万もそうは変わりはないような気がしましたが。
現在も10月に向けてチケットを探してはいますが、1100ユーロ、15万くらいでしょうか。
となると、1万の出費も痛く感じます。
最近、日本に帰国した友人の話によると、機内も混み始めているとのこと。
6月の帰国ではどの列も座っている人がひとりで、悠に横になって来れたのですが、10月にはそんな状況にはならなそうです。
14時間も座っていられないので、アップグレードをするとそれで3万くらいはまた一気に上がります。
テスト代がかからないので、席はアップグレードしてもいいのでしょうか。
日本入国に際して
2022年8月25日に発表された新型コロナウイルス感染症に関する水際措置の見直しについては、こちらの資料をご覧ください。
入国に際しては、有効なワクチン接種証明書があれば、陰性証明が必要なくなる、ということ。
ワクチン証明書

では、有効なワクチン接種証明書とはなんでしょう?
日本、または海外で発行された証明書で、ワクチンを3回もしくは2回、打ったことが証明されるものです。
難しいことが書いてあるので、資料から引用させていただいます。
1.日本で発行された証明書のうち、下記のいずれかに該当するものであって、ワクチンを3回以
上接種したことが分かるもの
(1)日本政府又は日本の地方公共団体により発行された、新型コロナウイルス感染症予防接種
証明書(海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書)
(2)日本の地方公共団体により発行された、新型コロナウイルスワクチン予防接種済証
(3)日本の医療機関等により発行された、新型コロナワクチン接種記録書
2.外国で発行された証明書については、(1)~(3)のすべてを満たすもの
(1)下記の事項が日本語又は英語で記載されていること。
氏名、生年月日、ワクチン名又はメーカー、ワクチン接種日、ワクチン接種回数(注1)
(注1)接種証明書が日本語又は英語以外で記載されている場合、接種証明書の翻訳(日本語又は英語)が添付
され、接種証明書の記載内容が判別できれば有効とみなします。
(2)下記アのいずれかのワクチンを2回(ジェコビデン(JCOVDEN)筋注/ヤンセン(Janssen)
の場合は1回のみ接種をもって2回分相当とみなす。以下同じ。)接種し、かつ下記イのいずれ
かのワクチンを3回目以降に接種したことが分かること。(注2)
ア 2回目までに接種したワクチン
ワクチン名/主なメーカー 指定日 指定解除日 コミナティ(COMIRNATY)筋注/ファイザー(Pfizer)
(注3)令和4年5月 20 日 バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネ
カ(AstraZeneca)(注3)令和4年5月 20 日 スパイクバックス(Spikevax)筋注/モデルナ
(Moderna)令和4年5月 20 日 ジェコビデン(JCOVDEN)筋注/ヤンセン(Janssen) 令和4年5月 20 日 COVAXIN / バ ー ラ ト ・ バ イ オ テ ッ ク ( Bharat
Biotech)令和4年5月 20 日 ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス
(Novavax)(注3)令和4年5月 20 日
(注2)異なる種類のワクチンを接種した場合も、有効と認めます。
(注3)復星医薬(フォースン・ファーマ)/ビオンテック社が製造する「コミナティ(COMIRNATY)」並びにイ
ンド血清研究所が製造する「コビシールド(Covishield)」及び「コボバックス(COVOVAX)」については、水際
対策強化に係る新たな措置(28)に基づく措置の適用に当たって、それぞれ「コミナティ(COMIRNATY)筋注/
ファイザー(Pfizer)」並びに「バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネカ(AstraZeneca)」及び「ヌ
バキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス(Novavax)」と同一のものとして取り扱います。イ 3回目以降に接種したワクチン
ワクチン名/主なメーカー 指定日 指定解除日 コミナティ(COMIRNATY)筋注/ファイザー(Pfizer)
(注4)令和4年5月 20 日 スパイクバックス(Spikevax)筋注/モデルナ
(Moderna)令和4年5月 20 日 ヌバキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス
(Novavax)(注4)令和4年5月 20 日 バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネ
カ(AstraZeneca)(注4)令和4年6月 22 日 ジェコビデン(JCOVDEN)筋注/ヤンセン(Janssen) 令和4年6月 22 日 COVAXIN / バ ー ラ ト ・ バ イ オ テ ッ ク ( Bharat
Biotech)令和7年7月27日 (注4)復星医薬(フォースン・ファーマ)/ビオンテック社が製造する「コミナティ(COMIRNATY)」並びにイ
外務省海外安全ホームページ
ンド血清研究所が製造する「コビシールド(Covishield)」及び「コボバックス(COVOVAX)」については、水際
対策強化に係る新たな措置(28)に基づく措置の適用に当たって、それぞれ「コミナティ(COMIRNATY)筋注/
ファイザー(Pfizer)」並びに「バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネカ(AstraZeneca)」及び「ヌ
バキソビッド(Nuvaxovid)筋注/ノババックス(Novavax)」と同一のものとして取り扱います。
(3)政府等公的な機関で発行されたワクチン接種証明書であること
こちらは、日本入国の際に必要なもので、渡航先、帰国先において必要な書類は別になります。
ちなみにフィンランドに帰ってくる際には何も必要ありません。
もちろん、パスポートと在留証明(3ヶ月以上滞在の場合)は必要ですが。
入国前にしておくこと


陰性証明が必要でなくなれば、どう変わるのかはわかりませんが、日本入国の際にはMy SOSアプリの入手が必要です。
My SOSのアプリを事前に登録しておくと、日本入国においての検疫手続きがスムーズになります。
それがファストトラックというよく耳にする日本入国の手順のひとつです。
厚生省が推奨している、検疫時に必要なファストトラックを、こちらに載せておきます。
一番シンプルでわかりやすいです。
1. My SOSアプリのインストール
インストールはこちらのサイトから。
上記のサイトでインストールできないときはアルム社のサイトよりインストールしてください。
インストール後、“日本に入国される皆様へ”というメッセージ、もしくは検疫手続き登録の画面が表示されるので、タップ。
この時点ではアプリは赤色です。
2. My SOSアプリから必要書類を登録
アプリの指示に従って、質問票(パスポート情報、フライト情報)・誓約書・ワクチン接種証明書(「登録する・登録しない」を選択)・出国前72時間以内の検査証明書を登録します。
おそらく、ここの検査証明が今後は無くなるかと思われます。

3. 審査
ワクチン接種証明までの登録が完了して、審査中の場合は画面が黄色に変わります。
黄色の画面であってもテストの陰性証明を書類で持っていれば、問題なし。
審査が全て通れば、画面は緑色か青色に。
こちらの写真は、残念ながら削除してしまいました。
自身は書き漏れがあったため、画面が赤に変わり、再登録が必要になりました。
途中で手こずりましたが、陰性証明を出したのち、3時間ほどで審査結果が来たかと思われます。
ここまで来ればひと安心です。
飛行機のチェックインで陰性証明が必要ではありましたが、日本入国までは特に何もする必要はありません。
到着の6時間前までに申請していれば、入国までに審査は完了しますが、何かと早めに登録してスッキリ入国できるに越したことはありません。
この辺りも、陰性証明が必要なくなれば、かなりスムーズになるに違いありません。
4. 日本入国時にMy SOSの登録画面を見せる
空港に着いた時に、アプリの画面、緑か青を見せれば検疫OKの紙を渡され、入国手続きに入ります。
自身は日本ではWiFiがないので、いつもインターネット接続に手間取りますが、今回は比較的にスムーズに接続しました。
そういう場合のためにも、画面をスクリーンショットしておいても安心です。
これで晴れて日本入国です。


パチパチパチパチ!
今回は、日本入国にあたってコロナ関連あれこれ、を紹介させていただきました。
陰性証明が必要なくなることによって、かなりの手間が省け、日本入国の敷居も低くなるかと思います。
日本旅行を望む多くの外国人たち

現在の時点で2万人までの外国人観光客に関しても、上限の検討をしているというニュースも飛び込んできました。
これで、ツアー客、という縛りがなくなり、個人旅行も受け入れるとなるとググッとまた観光客が増えることは間違いありません。
職場でも日本旅行、日本開国を待ち遠しく思っている人が数人。
また飛行機が混むことを考えるとうんざりですが、日本旅行を心待ちにしている観光客の皆さまのためにも。
1日も早く日本への旅行が実現することを願います。
あとは飛行機が以前のルートに戻ってくれれば言うことなしですが、それまでには何年かかるのでしょう。。。?
以前のような生活が戻ってくる日は、もう来ないのだろうなぁ、と思ったり。

色々な意味で、皆が安心して過ごせる日々が来る日が1日も早く来ますように。
そんな祈りを込めて本日のブログを終了します。
ご縁あって、こちらのブログにたどり着いてくださった皆さま、ありがとうございます。
