
今年の夏は遅スタートだったようで、8月も終わりを迎えるというのに、日々30℃近くまで上がっています。
日本にいたら、8月暑くて当たり前じゃないか!と思うかもしれませんが。
フィンランドに住み始めた2008年の夏は8月を過ぎてからはまともに20℃まで上がることもありませんでした。
友人が8月の中旬でヘルシンキマラソンに走りましたが、その日は寒い上に雨で、15℃くらいで応援するのも寒かったという記憶。
フィンランドに住み始めてからは7月がベストシーズン、8月にインディアン・サマーという25℃くらいの日が2、3日。
というフィンランドの夏に対しての期待度の薄さ。
ここ最近は暑さが少しずつ8月にシフトしている気がしますが、夜がだんだん短くなってくるので、また暗くなるのか、という危機感が常に付きまといます。
最近は6時には仕事に行くのですが、気づけば、空も薄暗くなっています。
日の出をチェックしてみたところ。
もうすでに6時近いことが判明。
日本よりも遅いです。。。
夜も、ふと気付いてみると、21時過ぎには暗くなっているという現実。
これから1週間に10分とは言いませんが、かなりのスピードで日が短くなっていきます。
あー、また冬が来る。。。
2022年の収穫

今年より始めた、コテージの野菜作り。
始めはタネから育てた野菜たちですが、水分が少ないのか、全く成長がなかったので、6月には苗を買い直しました。
我がコテージの下には大きな岩盤が埋まっているということで、水をあげても、保持することができないとか。

対策として、こんな木箱に土を入れ、野菜を育てることにしました。
それでも、コテージには1週間に1度の訪問なので、雨が降らなければ、水も当然のことながら不足します。
そんな中でも、今年の大成功品は。
ジャガイモとニンジン

さすが、フィンランドで問題なく手に入る野菜だけあります。
どんなに水が足りなくても、天気が悪くても、しっかり実りました。
逆に全く実らなかったのがイチゴ。
こちらは苗から育て、花もつけましたが、身は実らず。
その他に育てたトマト。
こちらはギリシャから帰ってきて、1ヶ月前から青い実をつけていたのですが、赤くはならず。
友人の話では、トマトには水がとにかく大切、ということでしたが。
ついに、第1号が色づきました!
トマト

それもふたつ、すごく美味しそうな赤です!
テンションが上がりました。
とにかく森のように茂ってしまったトマトたち、少し芽を摘めばよかったのでしょうか?
せっかくなので、みんなで一緒に食べようと夜ご飯まで取っておいて試食。
気になるお味は!
。。。。
美味しくない。
皮がかなり固く、中の実トマトは味が薄い上に酸っぱい、青臭いトマトの味です。
フィンランドの冬のトマト、というとお分かりになる方もいるかと思いますが。
とにかく日本で食べられるような、皮が薄くてジューシーで、甘い太陽の味があるトマトからは程遠い味でした。
うーん残念。
まだまだ青いトマトがいっぱい残っているのですが、どうしたらいいのでしょう?
そんなこんなで不味いトマトを美味しく食べられる方法を調べてみました。
不味いトマトを美味しく食べよう
いくつか調べてみた結果、美味しくないトマトには塩をかける、砂糖をかける、めんつゆにつける、などのアイディアが。
我が家のトマトはその程度のことじゃ、二進も三進もいかなそうなので、もう一つのアイディアを採用。
熱をかける!
自分自身が試してみたいメニューをいくつか紹介します。
試してみたいメニュー・1
トマトのアヒージョ +カマンベール
これは美味しそう。
ニンニクと、熱々のトマト、一緒にバゲッドを添えたらおしゃれなディナーになりそうですね。
我が家の最近のハマりもの、カマンベールも入れたレシピをセレクトしてみました。
トマトのアヒージョ +パスタ


そして、あまったアヒージョでトマトパスタ。
トマトに旨味がないときは、ベーコンなどで旨味と塩味を足した方がいいかもしれないですね。


試したみたいメニュー・その2
ドライトマト
トマトを乾燥することによって、トマトの旨味が凝縮される、という効果をねらっています。
チャレンジしてはみたいですが、収穫量に左右されますね。。。


ドライトマトをオリーブ漬けすると、1週間ほど保存できます。
パスタやサラダ、ピザなど、いろいろなアレンジが楽しめそうですね。
試してみたいメニュー・その3
豚バラトマト焼き
こちらは以前、焼き鳥屋さんで食べて感動した味なので、個人的に載せさせていただきました。
これも旨味が少ないトマトでは、ベーコンで巻いた方がいいかもしれません。
お肉の中から出てくる熱々ジューシーなトマトがたまりません。
やけどにお気をつけください!
今回のメニューはレシピサイト、ナディア Nadiaより引用させていただきました。
どのメニューも美味しそうで、すぐに試してみたいですね。
それでも、トマトが実ってくれないことには始まりません。
トマト、赤くなぁれ。
今回は、自家製の不味いトマトから、美味しくするまでのレシピをいくつか紹介させていただきました。
本日も最後までお付き合いくださった方々、ありがとうございました。
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