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プールに行こう!

4月4日オープン、マティンキュラプール

毎週月曜日はプールの日。息子がプールの習い事を終えてから我が家の習慣です。昨日はいつも行っているプールが使えないということで、さてどこに行こう?と悩んでいました。以前からの情報でどうもマティンキュラに新しいプールがオープンしたらしい。マティンキュラはヘルシンキからも地下鉄を使えば20分弱で行けるエスポー県?の市になります。ヘルシンキが東京なら、エスポーは神奈川県的な。ネットで調べて見たところ、どうも4月4日にオープンするらしいということが判明。

新築のプール

フィンランドのプールは以前使っていたものを改築することは良くありますが、新築のプールは珍しい。いつかは行きたいと思っていたのですが、タイミングよく4日にオープンするということを知り、早速行って見ました。建物はさすが新築だけあって新しかったです。

入ってすぐにはチケット売り場、兼カフェのレジがあり、写真の左側には大きなカフェスペースがあります。泳いだ後にお腹が空けばサンドイッチなど食べることができます。カフェスペースからはプールの様子が見えるようになっています。家族で来て、待つ時間も退屈ではありませんね。

まずは水着に着替えよう!

気になるプールのお値段は市営プールなので他と変わらず、大人6€、こども3.5€となっています。その他学生割引、シルバー割引のほか、10回分のチケットを50€で売っています。

このプールは写真のような腕時計型のチケットになっていて、入り口のセンサー部分に当てるとゲートが開きます。帰るときは、チケット差込口に入れると回収されるという仕組みになっています。一回分のチケットの場合で、回数券はまた使い方が違います。日本ではほぼプールに行った記憶がないのでどんなシステム使っているんでしょう?

チケット売り場の右側にはキャップやゴーグル、水着などのプールグッズも売っています。その他ビート板などなど。売り場をまっすぐ歩いていくと階段があり、そこから下に降りると更衣室にぶち当たりました。

更衣室はどこも同じですね。水着に着替えて、シャワールームでさっと濡らしてプールに入る感じです。こんな感じのロッカーです。ブルーが空いていて、赤が使用中。ここにも腕時計型のチケットが必要になります。着替えて荷物を詰め込んだ後は丸い部分をボタンに当て、ロックをかけます。このチケットの問題点は自分で番号を覚えていないと帰って来たときに開けられないこと。お隣さんのファミリーは番号を忘れてしまったみたいで、従業員の方にヘルプを頼んでました。

さて、泳ぎに行こう

プールは他のところとは大きくは変わりありませんが、新しいのがやっぱり気持ちいい。基本日本に比べると水温は27℃°と低め。でも泳いだり、アクアクビクスするにはちょうどいい温度なのかもしれません。突然入るとひやっとするので、いつもは31°のあたたかめのプールで体を慣らします。スクール用、幼児用、ジャグジーなどがついているスペースはあたたかめです。

水の中でもおしゃべり、アクアジョギング

少し体が慣れて来たところで泳ぎに行きます。ここは50mプールが8レーンあり、4レーンは25メートルとしてレース用の練習をしたりしていました。入ってすぐのレーンはアクアジョギングラインです。

フィンランドではどこのプールにもあり、腰回りに浮き輪みたいのをつけて走る、というもの。私はいつも家族と行くのでまだ試したことがありませんが、いつか試してみたいです。いつも行っているマケラリンネのプールは5メートルの深さなのでなんとなく腰が引けてます。フィンランドでは友達とおしゃべりしながら楽しく歩いてる人も多いです。

残りの3レーンは一番奥が速く泳ぎたい人用、残りの2レーンはのんびり泳ぎたい人用です。私自身、泳ぐのは好きですが、なにせ顔をつけて泳げない人なのでプカプカのんびり平泳ぎで泳いでます。誕生日に買ってもらった濡れてもオッケーのFItBitを使ってまた泳ぐモチベーションになっています。ここの難点はレーンの間がひも?で仕切られていて、一度潜らないと隣のレーンに行けないこと。泳ぐのは好きですが顔はつけられないので、鼻をつまんでブクブクブク。あまりスマートではありませんね。

プールの後のお楽しみ、サウナ

しばらく泳いだ後は、プール後のお楽しみ、サウナへゴー。ここには85°くらいの高温サウナと、75°くらいの低温サウナがありました。他にもミストサウナがあるプールもあります。あまり暑くないのが好きな人、子供は低めがオススメです。しかしながら、フィンランドでは高温サウナでもちっちゃい子供が入ってます。座るところが三段階あるので、子供は一番下か二段めに座っているとあまり暑くないようです。

そしてサウナの醍醐味、ロウリュ(löyly)。サウナストーブの上に置いてあるホカホカの石に水をザバーッとかけます。すると、そこから熱い蒸気が部屋に充満します。このなんとも言えない蒸気が肌に当たる感覚は息苦しいような、気持ちような不思議な感覚です。サウナ経験者なら一度は味わったことのある感覚でしょう。

サウナ前にシャワー、水着は脱いですっぽんぽんのサウナです。プールの塩素がサウナの高温で有毒ガスを発生するということでプールのサウナは水着着用禁止です。ミストではオッケー。タオルを巻いて入ってもいいですが、ティーネイジャー、外人以外は何も隠さずに入っています。日本の温泉の感覚でしょう。サウナでポカポカになった後は帰路につきます。

プールの写真はフィンランドの新聞、ヘルシンキサノマット、エスポー市のホームページから引用しています。

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