5月はベストシーズン

フィンランドでは日を追うごとに夏が近づいていることを感じます。
というか、こんないい天気の日はもう夏です。
5月は色々な意味でベストシーズン。今年は比較的涼しく日々が過ぎてはいますが天気が良い日が多いです。
朝晩が涼しいので白樺の花粉も少ないのか、アレルギーの飲み薬と点鼻を使いながら乗り切っています。
ここ数年の中では奇跡的にアレルギー症状が少なく嬉しいです。きっとこれはダイソンの空気清浄機のおかげ、とも思っています。友人に言うと思い込みってすごい!と笑われますが。心の揺れ動きは思い込みから来ているところが多くあると私は信じています😁。信じるものは救われる!ですね。

特に漢方を長くやっていたせいか、化学的には証明できない何かが体の中では起こるのだ、ということだけはわかっています。あまりスピリチュアルな方面はハマってしまうと抜け出せなそうなので足を突っ込まないようにはしていますが、言葉だけでは説明できない何か、はこの世の中にはたくさん存在していると信じています。
なぜに5月?
日本では5月病などという名前があるように、学校や仕事が始まり、なんとなく体調が悪くなる時期とも言われていますが。
こちらでは1番みんながウキウキする時期が5月です。学校もこの時期に終わるというのも1つの要因。卒業、夏休み、楽しいことばかりです。
5月になると一気に緑が多くなり、虫や動物たちも元気に動き回ります。1ヶ月前には丸裸だった木たちもすっかり緑におおわれて、夏の訪れを喜んでいます。

あと、長くフィンランドに住む人にとってもこの時期は一番いい時期じゃないかと。夏至祭が日は一番長くはなりますが、それと同時にこれからは冬に向かって日々、日が短くなって行くのだ、と言う恐怖感に襲われる日でもあります😅。
5月は緑も増え、気温も少しずつ高くなり、これからまだ日も長くなるんだ!と言う希望を持てる一番の時期であるからです。
初グリル、in モッキ
友人の家ではすでに数回グリルをさせてもらいましたが、週末はいまいちパッとしない天気だったり寒かったりでグリルを出せずにいました。

今週末は晴れ、気温も16度まで上がるということでグリルをしないわけにいかない!と意気込みんでいました。
日本にいると16度はまだまだ肌寒いという感じはあるかとも思いますが、こちらは夜まで明るいので16度で太陽がサンサンと照っていると体感気温的にはかなり暖かく、半袖、短パンでも気持ちよく過ごせます。
逆に日陰に入ってしまうと長袖にジーパンでないと肌寒く感じます。湿度が低いせいもあるかもしれませんが、日本に帰ると同じ16度でもかなり寒く感じます。不思議なものです。
フィンランドの家は暑い?
後はフィンランドは冬の防寒仕様に家の造りもかなりしっかり。壁が厚く、熱を逃げないようにしていること、窓が二重窓で外からの寒い空気が侵入しないようにしていることからも夏はかなり暑いです。

他にもフィンランドの家は日照時間が短いために太陽光をなるべく多く取り込むために窓は南向きに作られていることが多いのですが。こちらの問題点は夏は21時くらいまで太陽がサンサンと差し込み、かなりの暑さになること。フィンランドの家にはもともと扇風機もエアコンもありません。最近の温暖化のために扇風機は普及してきてはいますが、まだまだエアコン、という家は少ないです。

ここ5年くらいはフィンランドの夏もかなり暑くなって来て30度を超す日が数日あリます。5年前は扇風機がスーパーから売り切れてどこからも手に入らない!なんて苦労話もよく聞きました。家も温まった熱が逃げないようなつくりになっているので夜はとても寝苦しいようで。
外で過ごすのが快適な理由
そんなこんなでモッキの中も午後には25度を超えます。外の方が涼しく、新鮮な空気を思いきり吸い込めるので、外で過ごす方が気持ちがいいのです。あとは冬が長いこの国。太陽が出た時には外に出なければいけない、次に太陽をいつ浴びれるかわからない!というような強迫観念もあります。たとえ5月でも次に晴れるのはいつか?という恐怖感はいつも付きまとっています。

そんなわけで、フィンランドでは15度、もしくは10度を超えた天気の良い日にはテラス席が満席になり、半袖で歩き回るようになるのです。なるべく肌を露出して全身から太陽を吸収しておかないといけないからです😂。光合成ですね!夏の風物詩は上半身裸、もしくはパンツ一丁で自転車に乗る人々。来た当初はビックリもしましたが、今となっては夏の日常の光景になっています。もうそろそろ、そんな人たちも出てきます。
今日はこの辺で
今回はまた独り言ブログになってしまいました。
先日のブログ、ベルモットについてあまりに長くなってしまったので今回はこの辺で失礼いたします。
またまた週明けが来てしまいました。頑張って乗り切りましょう!
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
みなさん、あとわずかですが5月をエンジョイしましょう。こんな美しい太陽の出る1日はもう今年は2度と来ないかもしれない!と思いながら1日を過ごすと、ちょっと違った視点で世界が見れるかもしれません。そんな大げさなものではありませんが(笑)。