1年間使っていたテーマを有料の『SWELL』に変更しました。リライトも兼ねて2022年に書いたイースターブログを復活させます。
SWELLへの移行についてのブログは全てのリライトが終わってからになるでしょうか。新しいデザイン、お楽しみください。
イースターは何のお祝い?
フィンランドは金曜日の今日から月曜日までイースター休暇に入りました。日本でも最近はイースターのお祝いをするようになってきていますよね。

さて、肝心のイースターとはなんぞや、と言うことですが。イースターの金曜日はイエス・キリストが十字架にかけられ処刑された日にあたります。その3日後の月曜?日曜?に復活したと言われています。
我が家のGoogleくんの話によると復活の日は宗教は宗派によっても違うようです。そこから、イースター=復活祭と呼ばれるようです。キリスト教にとってクリスマスと同じくらいかそれ以上の重要な日なのです。イースターは暦によって毎年変わるので、今年は4月15日から4日間ですが、去年は4月2日からスタートしていたようです。
2023年のイースターは4月7日よりスタートしました。
12年前のイースターの思い出
12年前に息子が産まれた週末がイースターだったのを覚えています。当時は祝祭日はスーパーなどは閉まっていたので、欲しいものが入らずに苦労した記憶があります。現在は年中無休のスーパーがだいぶ増えたので、休みの前にまとめ買いしなきゃ!などの心配は少なくなりました。それでも祝日前の、特にクリスマス前のスーパーはかなり混み合っています。今年は金曜にイースターエッグを買いに行ったところ、すでに売り切れでした。
イースター前には職場でもイースターエッグが配られます。甘いもの好きのフィンランド人はすぐに飛びつくので、帰る頃にはこのカゴもほぼ空でした。
フィンランドと宗教

フィンランドはウィキペディアによるとフィンランド福音ルター派教会78パーセント、フィンランド正教会が1.1パーセントを占めるキリスト教の国になります。残念ながらうちの旦那はもうすでに教会に属してはいないので私と同じで無宗教になります。教会に属していると教会税、というものを払わなけれはいけないらしいです。税率は1〜2パーセントとあまり高くなく、年間平均250ユーロくらいみたいです。
我が家は息子にも洗礼を受けさせてはいないので、家族みな無宗教です。私は仏教に属するのか。日本はクリスマスもお祝いするし、結婚式もウェディングスタイルを取る場合もあるので、無宗教に近いと思います。
イースターのお楽しみは。。。
我が家で一番のイースターのイベントはチョコエッグを食べることでしょうか。最近では日本でも色々種類は売られているようですね。3月に入る前くらいからスーパーではいろいろなチョコエッグが売られています。息子はチョコ嫌いなのでチョコしか入ってないのファッツェル Fazerタイプは我が家は食べません。ドイツ発、キンダーサプライズのチョコエッグが有名どころでしょうか?こちらではその他ムーミンのチョコエッグだったり、バービー、ディズニーなどなど様々なバージョンが出回ります。
フィンランドを代表するチョコレートメーカー・ファッツェルからは魅力的なチョコレートがたくさん!その中でもシンプルな子供から大人まで大人気のミルクチョコレート シニネンSININEN(ブルーの意味)、ネーミングが面白いゲイシャGEISHAを紹介します。
日本からチョコエッグを送ってもらう

それでも息子の大好物はスーパーマリオ。昨年はわざわざ日本からマリオのチョコエッグを買って送ってもらいました。今はロシアとウクライナの影響で日本郵便からはフィンランドに荷物を送れないので、今年も欲しい!と言われなくてホッとしています。
2022年11月から日本からフィンランドへの国際郵便も再開しています。
13歳になって2023年にはチョコエッグにはもう興味がなくなりました。子供が成長する、ということはそういうことなのでしょうね。嬉しくもあり少し寂しいです。
イースター、子供達のイベント
息子も小学校高学年になってからは特にイースター前にデコレーションなど持ってくることはなくなりましたが、イースターは子供達にとっても楽しいイベント。絵の具で装飾されたイースターエッグ、ネコヤナギの装飾など保育園時代はよく作ってくれました。

Virvon Varvon….
ネコヤナギを持って小さな子供たちは、virvon varvonというおまじないのような言葉とともにイースターの時期に家をまわります。ネコヤナギと交換にチョコやらお菓子やらをもらうようです。アメリカのトリック&トリートのようですね。ちなみにうちの息子はやったことがないのでどんな風習なのかイマイチわかりませんが、子供達には楽しいイベントなのでしょう。ネコヤナギは雪が溶けた頃に芽吹き始め、春の訪れを告げる木として知られています。

子供が多く住むマンションなどはイースターの時期には、ちっちゃなお菓子をラッピングして、すぐ子供達に渡せるように用意しておくようです。しかしながら、我が家は週末は郊外のモッキ(コテージ)で過ごすのでこの風習にも出会ったことはほぼありません。以前、一度子供達がピンポンした時は何もラッピングしておらず、渡すものが30個入りくらいのチョコエッグしかなかったので全部あげたらびっくりしてました。それでも、こんなもらっちゃった!と喜んで帰っていきました。
春の訪れを告げるイースター休暇

イースターは春が訪れたことをみんなで祝うイベントです。フィンランドでも気温が少しずつ上がってきて雪も溶けてきます。春一番の花もそろそろ顔を出し、まさに生命が息吹く時期です。これからは茶色だった大地が緑に覆われて、白樺が芽吹き始め、モノトーンカラーから鮮やかな北欧の色に変わります。フィンランドに住んでいて良かったなぁ、と思える時期でもあります。
これからのフィンランドは夏に向けて一気に加速します。10度を越えれば、皆待ちわびていたかのように外に出ます。多少寒くても気にせず太陽の光を浴びて思うのは、今年も冬を乗り切った!と自分へのご褒美の気持ちです。今から夏至祭の毎日はフィンランドが一番盛り上がる時期!思い切り楽しまなければいけませんね。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] イースターの日曜日に、キリストは復活します。 […]