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ハッピーイースター

イースターは何のお祝い?

フィンランドは金曜日の今日から月曜日までイースター休暇に入りました。日本でも最近はイースターのお祝いをするようになってきているようですね。

\"イースターエッグ\"

さて、肝心のイースターとはなんぞや、と言うことですが。イースターの金曜日はイエス・キリストが十字架にかけられ処刑された日にあたります。その3日後の月曜?日曜?に復活したと言われています。我が家のGoogleくんの話によると復活の日は宗教は宗派によっても違うようです。そこから、イースター=復活祭と呼ばれるようです。キリスト教にとってクリスマスと同じくらいかそれ以上の重要な日と言われています。イースターは暦によって変わるようで、今年は4月15日から4日間ですが、去年は4月2日からスタートしていたようです。

12年前のイースターの思い出

12年前に息子が産まれた週末がイースターだったのを覚えています。当時は祝祭日はスーパーなどは閉まっていたので、欲しいものが入らずに苦労した記憶があります。現在は年中無休のスーパーがだいぶ増えたので、休みの前にまとめ買いしなきゃ!などの心配は少なくなりました。それでも祝日前の、特にクリスマス前のスーパーはかなり混み合っています。今年は金曜にイースターエッグを買いに行ったところ、すでに売り切れでした。

フィンランドと宗教

フィンランドはウィキペディアによるとフィンランド福音ルター派教会78パーセント、フィンランド正教会が1.1パーセントを占めるキリスト教の国になります。残念ながらうちの旦那はもうすでに教会に属してはいないので私と同じで無宗教になります。教会に属していると教会税、というものを払わなけれはいけないらしいです。税率は1〜2パーセントとあまり高くなく、年間平均250ユーロくらいみたいです。

我が家は息子にも洗礼を受けさせてはいないので、家族みな無宗教です。私は仏教に属するのか。日本はクリスマスもお祝いするし、結婚式もウェディングスタイルを取る場合もあるので、無宗教に近いと思います。

イースターのお楽しみは。。。

我が家で一番のイースターのイベントはチョコエッグを食べることでしょうか。最近では日本でも色々種類は売られているようですね。3月に入る前くらいからスーパーではいろいろなチョコエッグが売られています。息子はチョコ嫌いなのでチョコしか入ってないのファッツェル Fazerタイプは我が家は食べません。ドイツ発、キンダーサプライズのチョコエッグが有名どころでしょうか?こちらではその他ムーミンのチョコエッグだったり、バービー、ディズニーなどなど様々なバージョンが出回ります。

日本からチョコエッグを送ってもらう

\"イースターエッグの中身\"
チョコエッグの中身。色々と集めてます

それでも息子の大好物はスーパーマリオ。昨年はわざわざ日本からマリオのチョコエッグを買って送ってもらいました。今はロシアとウクライナの影響で日本郵便からはフィンランドに荷物を送れないので、今年も欲しい!と言われなくてホッとしています。

今はロシアとウクライナの影響で日本郵便はヨーロッパには送れません。1日も早く国際情勢が落ち着き、平和な日々を過ごせることを願う毎日です。

昨年はまったチョコエッグを開けるビデオ撮影です。ひつじのショーンのチョコエッグです。色々と余計なものが入っていますが、良ければご覧ください😂

キンダーサプライズ、サルモネラ騒動

今年はキンダーのチョコエッグからサルモネラが見つかったというニュースが流れ大騒ぎとなりました。サルモネラって生卵とか、鶏を生で食べた時にもらうイメージでしたが、チョコって?若干意味不明ですが。ちょっと調べてみると、サルモネラ感染者の手からの二次感染の恐れがあるようで、今回はそっちなのかな?

そういや、2週間前に息子の誕生日、みんなにキンダーエッグをふるまいました。ま、さ、に、そのロットが対象品だったようで😅。しかしながら、その後特にクラスメイトから下痢になったとは聞いていません。昨日、職場からもチョコエッグが支給されましたが、キンダーのチョコエッグにはサルモネラ、食べるべからず、と記載して用意してありました。今年の春はお腹をこわす子供が多いって聞いてたけど、原因はチョコエッグだったんじゃないかね?なんて話もしてました。

←昨日のニュースでフィンランドに輸入されたキンダーサプライズは品質的に安全だと証明されたようです。

イースター、子供達のイベント

息子も小学校高学年になってからは特にイースター前にデコレーションなど持ってくることはなくなりましたが、イースターは子供達にとっても楽しいイベント。絵の具で装飾されたイースターエッグ、ネコヤナギの装飾など保育園時代はよく作ってくれました。

Virvon Varvon….

このネコヤナギを持って小さな子供たちは、virvon varvonというおまじないのような言葉とともにイースターの時期に家をまわります。ネコヤナギと交換にチョコやらお菓子やらをもらうようです。アメリカのトリック&トリートのようですね。ちなみにうちの息子はやったことがないのでどんな風習なのかイマイチわかりませんが、子供達には楽しいイベントなのでしょう。ネコヤナギは雪が溶けた頃に芽吹き始め、春の訪れを告げる草?として知られています。

子供が多く住むマンションなどはイースターの時期には、ちっちゃなお菓子をラッピングして、すぐ子供達に渡せるように用意しておくようです。しかしながら、我が家は週末は郊外のモッキ(コテージ)で過ごすのでこの風習にも出会ったことはほぼありません。以前、一度子供達がピンポンした時は何もラッピングしておらず、渡すものが30個入りくらいのチョコエッグしかなかったので全部あげたらびっくりしてました。それでも、こんなもらっちゃった!と喜んで帰っていきました。

ライルオホなる草

イースターの2週間くらい前になると家にある空のヨーグルト容器持ってきてー、と言われます。そしてイースター休暇直前にそのヨーグルト容器に育った謎の草を返却されます。これ、ライルオホ rairuohoなる草で、子供達がタネをヨーグルト鉢に入れて育てるようです。こちらも春に訪れる緑の象徴としてイースターの時期に育てますが、使い道は謎です。だいたい水をあげても1ヶ月くらいすると茶色ーくなってしまうのでそのまま👋しています。

イースターは春が訪れたことをみんなで祝うイベントです。そして、これからフィンランドは夏に向けてテンションが上がる時期です。そろそろ公園でピクニックを楽しんだり、外のテラスでワインを飲んだり。外の気温はまだまだ10度以下ですがそんなことは気にしません。冬の長いフィンランド、太陽の光を浴びるのが何よりの喜びです😍。最後まで読んでいただきありがとうございました。明日はコテージで過ごすイースター休暇について書きます!

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「ハッピーイースター」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 祝日ヘラトルスタイ Helatorstai - miyukiville in フィンランド

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