アハヴェニストで夏を楽しむ

週末2日目は、夏休みを終え、開き始めたプールへ。

え?

プールも夏休み?

そう、フィンランドのプールは子供の夏休みと同時に始まります。

ま、子供の習い事がなくなる、というのも理由の一つではありますが。

あとは夏休みの間に、年に一度のプールの点検、そして大掃除など。

全てではありませんが、多くのプールが7月は休業しています。

ということで、プールも8月に入ってからのお楽しみの場所です。

フィンランドで泳げる場所

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では、夏の間はフィンランド人たちはどこで泳いでいるのでしょう?

夏になれば屋外のプールや湖、海で泳げるようになるため、プールにわざわざ行かなくてもいいのです

と言っても、フィンランドの夏が25度以上になることはほぼないので、屋外で泳ぐには若干の勇気がいります。

プールは27度、と謳っているところもありますが、外の気温はそれ以下、というのが一般的。

ましてや、湖や海などはさらに低めの水温。

それも、フィンランドの湖や海はなんだか緑っぽくて、ドロっとしていて泳ぐ気になれません。

そういうところは遠浅で、水温は高めです。

下が透き通って見えるようなところはかなり深くまであるので、水温もかなり冷たく、入った瞬間にはぶるっとします。

コテージから車で20分ほどの、アハヴェニストという場所には湖と、屋外プールがあり、夏に訪れるには格好の場所。

こちらの湖はフィンランドにしては珍しく、透明度が高いです。

でも、突然深くなるので油断していると、溺れます。

カナヅチだった息子に、去年ズブズブと沈められた経験のある湖(苦笑)。

子供用にこんなものも設置されます。

こちらのプールは残念ながら、まだ行ったことがありません。

こちらは他にも日本でも最近注目のジップライン、も楽しめる場所があります。

ジップラインなる遊び

ジップライン自体は架け渡されたワイヤーロープを滑車にて滑り降りる遊び。

最近は木の間を滑り降りたり、高いところで楽しまれていますが。

かつてはターザンロープとして、皆さんも一度は体験したものではないでしょうか?

アハヴェニスト ターザンロープ
こちらも今年からアハヴェニストに設置されました

フィンランドのジップラインは滑り降りるだけではなく、その間にも数々の難関が。

吊橋のようなグラグラするところを渡ったり、縄を伝ったり、とジッブラインに辿り着くまでも一苦労。

こちらはヘルメットにハーネス、と完全装備であるので、どんなに高いところに登っても落ちることはありません。

それでも、ハーネスについている金具とロープをうまーく、くぐらせて通らないと、前に進めないという、頭脳も必要になります。

というほど大袈裟なものではありませんが。

なので、2、3メートル以上のところにはある程度の年齢の子供をオススメされます。

あまり高いところでフリーズしてしまった場合に、スタッフの方もそう簡単には助けられません。

そうでなくても、5歳以下の子供が一緒だと、なかなか前に進めず、渋滞になることも。

ということで、ある程度年齢の行った子供、そして大人の楽しむ場所です。

自身も何度か経験しましたが、高いところから森を抜けて、風を受け、ロープで滑り降りるのは気分爽快です。

ちなみに、こちらのアハヴェニストでは高所のみなので、大人か、もしくは小学校高学年以上の場所です。

小さい時にターザンロープが好きだった方は、是非お試し下さい。

あとは高所恐怖症でなければ、ですね。

アハヴェニストについて

そして、こちらのアハヴェニストに訪れると、オリンピックの五輪の看板が目に入ります。

というのも、この屋外プールはなんと、1952年のオリンピックで使用された場所。

そしてアハヴェンニスト湖の周りを、冬にはノルディックスキーを楽しむ人々が、夏にはランニングを楽しむ人々が訪れます。

湖を一周する途中には屋外に設置されたトレーニング場所があったり。

サウナ、冬には寒中水泳を楽しめる場所があったり。

ビーチの近くには子供達用の公園があったり、グリルをする場所があったり。

そして、今年はターザンロープもできていたりと、とにかく楽しめるアクティビティがたくさん。

夏の間、屋外プール、ジップラインがオープンしている時期には、併設しているカフェもオープンしています。

湖を見ながら、贅沢に過ごすコーヒータイムはまさに至福の時間。

カフェにはフィンランド人の大好きなコルバプースティ やサンドイッチ、ドリンクなどの他、ちょっと珍しいミネッティminettiのアイスが食べられます。

ミネッティMinettiアイス

こちらのミネッティのアイスはイタリア発のアイス。

というか、イタリア人のミネッティさんがフィンランドのタンペレで始めたアイス屋さんです。

フィンランドで主流のアイス、バリオValio、ペンギンのようにメジャーではありませんが、大きめのショッピングセンターで見かけるこちらのアイス。

下の写真はエスポー市にあるアイス・キオスクの写真です。

まさに外国のイタリアンジェラート、という感じではないでしょうか?

他のフィンランドアイスに比べ、クリーミーでなめらか、口の中でふわっと溶けるような食感が特徴。

そして、定番の味から、ちょっと変わり種までいろいろな味を楽しめるので、何度行っても注文に悩みます。

ちょっとホームページを調べて見たところ、現在の味はなんと、100種類近く!

美味しそうなものでは、ヨーグルトマンゴー、シナモンプルーン、シャンパンチョコレート。

ピナコラーダ、ティラミス、キャロットケーキ。

そして変わり種、チョコレートジンジャー、ハニーローズマリー、ローズ。

そして、謎のスーパーマンなるものも。

こちらは写真にも載っている、青とピンクの色あざやかなアイスです。

味を調べて見ましたが、着色してあるただのバニラのようですね(笑)。

外国あるあるです。

それでも、森に囲まれた中で味わうアイスは格別です。

ギリシャ旅行の後に訪れ、フィンランドに帰ってきて良かった!と思えた瞬間でもありました。

本日はフィンランドの夏の過ごし方、第?弾をお送りしました。

たくさん書きすぎていくつかもわかりませんが。。。

少しでもフィンランドの風が届けば嬉しいです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

またお会いできることを楽しみにして、本日のブログを終えさせていただきます。

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