今日はフィンランドでも母の日です
フィンランドでも5月の第2日曜日は母の日です。
世界で共通の日かと思っていたらそうではないようで、今日が母の日なのはアメリカ(こちらが発祥の地のようです)、イタリア、オーストラリアなど数カ国。他の国はまた違う母の日をお祝いするのですね。
父の日はフィンランドは11月なので日本とは違います。

我が家の母の日
今週末もモッキ(コテージ)に来ています。母の日なので義母も一緒です。
朝には早速こんなプレゼントが待っていました。


このランチョンマットは母の日の恒例のようで、旦那が作ったものもあるとか。写真では消えてしまいましたが、端にはちょっとした刺繍が施されていました。
そしてブランチはおきまりのこちら、パンヌカックです。

日本の母にも
花を送ろうとしたのですが、決済の時点でフィンランドのクレジットカードが承認されず。クレジットカードがアジアで利用できるようになっていなかったことを思い出し、急いで日本でも有効にしましたが、そのあとトライした時はすでに遅し。カードがストップされてしまいました。
翌日銀行から誰かがカードを悪用した可能性があるから!とメッセージが来ました。早速電話してクレジットカードが復活しました。最近はチェックが厳しいのでカードを海外で使用する時は、皆さんもご注意を😅。
再度注文しようと試みたのですが、これまた時すでに遅し。欲しかった花束はすでに無くなってしまいました。

最後の頼みづなは日本に住んでいる親戚です。親戚の方から私の名前で花束を送ってもらうことにしました。
母の日の過ごし方
ウィキペディアでフィンランドでの母の日について調べてみました。
一般的には保育園や学校で母の日用のプレゼントを作ります。今年はストライキのため火曜から学校が無かったのであまり期待していませんでしたが、ちゃんと準備してくれていたようで。ありがたいです。今年はランチョンマットでしたが、保育園時代は髪を止めるシュシュだったり、カードだったり、毎年アレンジが違います。
あとはベッドまで朝ご飯を作って持ってきてくれる、というのも習慣のようですが。私はベッドでご飯を食べること自体に抵抗があるので拒否しています。母の日のブランチも色々なところでありますが、割高だったり、混んでいたりするという理由で一度も行ったことがありません。

母の日の花
そして国が違えば花も違う!日本ではカーネーションが母の日の定番ですが、こちらはヴァルコヴオッコという野アネモネの花を摘んでくるのが一般的のようです。我が家の母の日では見たことがありませんが。
このヴァルコヴオッコは、leskenlehtiフキタンポポ、sinivuokkoミスミソウとともに春の訪れを告げる花の一つ。これらの花が咲き始めるとフィンランドにも春が来たなぁ、と感じます。



左からヴァルコヴオッコ、フキタンポポ、ミスミソウです。一般的にはフキタンポポが一番始めに土から顔を出します。まだ緑がない中で黄色の花が鮮やかに咲くので、目を楽しませてくれます。
野生の花を母の日に、というのも飾らないフィンランドらしい気がします。

今日のフィンランドは快晴。10度以下なので少し肌寒いですが、太陽が出ているので外にしばらくいればポカポカしてきます。母の日にお祝いされる側の人も、お祝いする側の人も良い母の日をお過ごしください。本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Hyvää äitienpäivää!
